沖縄の器でアジアンエスニックな晩酌
vol.4「ルーローハン」

沖縄で出会ったお宝とは・・・ 

仕事の関係で沖縄に通うようになってから15年近く、プライベートでもダイビングをするようになり、通算100回以上は沖縄を訪れています。 

仕事柄、食べ歩きも好きで随分あちこち回りましたが沖縄の外食は結構面白い!オススメのお店など、おいおいお伝えしたいと思っていますが、もう一つ沖縄でハマったのが「やちむん」、焼き物なのです。 

伝統的なものに加え、全国からこの素敵な環境に惹かれて移住してきた陶工達の作品もまた魅力的。沖縄にはそんな素敵な作家達の作品を扱っているギャラリーが沢山あり、出張で沖縄を訪れた際には、あちこち回って新作を物色するのが常。集めた食器も随分と増えてしまいました。

お気に入りのギャラリーをご紹介 

お気に入りのギャラリー1軒目は、壺屋にある「うちなー茶屋&ギャラリーぶくぶく」さん。やちむん通りに中程にあるカフェ併設のギャラリーで、器散策の休憩に最適です。 

エントランス
ギャラリースペース
カフェスペース

2軒目は那覇から約50分、うるま市にある「ギャラリーはらいそ」さん。沖縄の素敵な現代工芸品が揃うお店で、恩名村や読谷村のリゾートから車なら15分ほどで行けます。素敵なお店はまだまだあるので、ドライブがてら廻ってみるのも楽しいと思います。 

外観
ギャラリー

外食は材料作りをする生産者、それを調理する料理人、更に器を作る陶工から、空間を設るインテリアデザイナーまで、様々な人々によって作り上げられる総合芸術みたいなもの。プロの様にはいかないが、そのエッセンスを取り入れて、お家でも心豊かなひと時を楽しめたら幸せですね。 

ルーローハン 

さて、今回の晩酌の締めは、台湾屋台料理の定番中の定番ルーローハン。豚バラ肉を甘辛い醤油タレでトロトロに煮込み、ご飯にかけて食べるローカル人気グルメです。 

以前勤めていたお店でも、現地の方がきて「故郷を思い出す」と大絶賛頂いた自慢の一品。お店では豚皮とモモ肉で作っていますが、今回は手に入りやすい豚バラ肉を使って作ってみます。レシピだけで同じものが再現出来るとは思いませんが、挑戦してみます。 

今宵も宮崎は焼酎日和。今日も残業で頑張る相方に、旅の思い出と一緒に心ばかりの晩酌を用意して、帰りを待つとしよう。 

ルーローハンの作り方  

材料
  • 豚バラブロック 200g 
  • 厚揚げ 100g 
  • 白葱 50 
  • 干し椎茸 15 
  • おろしニンニク 小さじ2 
  • おろし生姜 小さじ2 
  • ごま油 小さじ2 
  • 醤油 大さじ2 
  • 砂糖 小さじ2 
  • 酒 大さじ2
  • チキンブイヨン 300㎖ 
  • オイスターソース 小さじ2 
  • 五香粉 小さじ1/4
  • スターアニス  ひとかけ
  • ブラックペッパー  少々
  • 輪切り唐辛子 少々 
  • 片栗粉 少々
  • 卵 2個
  • ししとう  2本
  1. 豚バラ肉は1cmの角切りにしておく。 
  1. 白葱、干し椎茸、ニンニク、生姜はみじん切りにして炒め、1と合わせる。 
  1. チキンブイヨンを加えて柔らかく焚き上げる。 
  1. 柔らかくなったら味付けする。 
  1. 茹で卵を加えて煮卵にする。 
  1. 片栗粉でとろみをつけて、油抜きした厚揚げも加える。 
  1. ご飯にかけて、煮卵、青物を一緒に盛り付けて完成!